MCU初のドラマ『ワンダヴィジョン』には、モニカ・ランボーというキャラクターがS.W.O.R.D(知覚兵器観察対応局)のエージェントとして活躍していましたね。
ドラマ後半になるにつれて徐々にモニカの能力が明らかになり、ついには覚醒したと言える状況になりました。
モニカの能力はなぜ覚醒したのでしょうか。そもそもモニカの能力は何なのでしょう?モニカはどうやらエネルギーを吸収できるようなのですがその真偽を確かめました!
モニカ・ランボーの能力とは?
『ワンダヴィジョン』で描かれたモニカの能力
実は、モニカの能力については、モニカを演じたテヨナ・パリスがトーク番組の出演した際に、司会者からモニカもパワーを尋ねられると「モニカはエネルギーを吸収することができるんです」とズバリ回答しています。
振り返ってみると、モニカが常人では考えられないような能力を発揮したシーンは複数ありましたが、まず、
- ワンダの攻撃をもろに受けても無傷(第4話)
ということがありました。モニカは、ヘックスというワンダが創り出したエネルギーシールドの外へ飛ばされましたが、特に怪我もなく平気で立ち上がりましたね。普通の人だとあり得ないと思います。
ただ、視聴者側は、ワンダがいい感じに手加減してあげたのかな?という風にも見えました。モニカ自身も「ワンダが殺さないようにしてくれた」と言っていましたが…、反射的にモニカが能力を使ったということも考えられます。
そして最も印象的だったのが、
- 防護服ほぼなしでヘックス(エネルギーシールド)に侵入
できたシーンですね。ヘックスには、物質の構造を変えてしまう性質があるということがわかっており、すでに2回ヘックスを通り抜けたモニカには非常に危険であることがわかっていました。しかし、最終的にモニカは3回目も無事に通り抜けました。しかも3回目は防護服は来ているものの素手で、ヘルメットなしです。
ただこのとき、モニカの中で何かが変化したように描かれていました。モニカの瞳は青く変化していましたし、視界には電磁波のようなものが広がっていましたね。
このとき、モニカの体の細胞の構造が完全に書き換えられ、テヨナ・パリスが話したように、ヘックスのエネルギーを吸収して通り抜けることができたと考えるのが自然です。
モニカ・ランボーの原作は?
モニカ・ランボーは原作コミックではどのように描かれているのか、気になってきますね。基本的には、
- 光などのエネルギーを操る能力
があるという設定です。そのほか、
- 自分の身体をあらゆる電磁エネルギー(光、電気、紫外線、ガンマ線、レーザー等)に変える
- 手からエネルギーブラストを放出
- 全身を光に変えて高速飛行
- 身体を光エネルギーに変えて個体をすり抜ける、銃弾もすり抜ける
- 身体能力は光エネルギーによって強化
などなど…いろんなことができますね。エネルギーを操ることができるのは最強な気がします。
ちなみに原作では、モニカは「2代目キャプテンマーベル」として活躍します。その後、ヒーローとしての名前は、「フォトン」「パルサー」「スペクトラム」など、いろいろ改名しています。
いずれにしてもなんかすごい能力のあるヒーローであることは確かです。
モニカ・ランボーはなぜ覚醒した?
エネルギーシールドによって細胞が書き換えられた
モニカ・ランボーはなぜ急に覚醒したのか、能力を発揮したのか、という点については、先ほど記載した通り、ヘックスというエネルギーシールドを3回も通り抜けたために、細胞の構造が変化したからですね。
それにしても、エネルギーシールドに3回通り抜けただけで、これだけの能力が発揮されるのか?と疑問に思ってしまいます。もしかしたら、もともと持っていた能力がエネルギーシールドをきっかけとして覚醒したのかもしれませんね。
精神的にもという覚醒
モニカを演じたテヨナ・パリスが、モニカというキャラクターの覚醒について、次のように語っています。
モニカには母を失った悲しみや後悔が渦巻いていた。でもこのヘックスの壁を超えるとき、彼女は自信を取り戻し、自分がもう前に進めることを母親に示したいと感じるようになる。モニカはこの瞬間に初めて自分の中の後悔や悲しみを外に出すように叫ぶ。ワンダを助けようと懸命になる中で、彼女は自分自身の悲しみと向き合い、それを乗り越えていくことができた。
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モニカは、このヘックスを乗り越えるときに、自分自身の悲しみや辛さ、公開も乗り越えた、というわけです。なるほど、と思ってしまいます。
そういう風に見ると、ヘックスを超えるときのモニカの表情は、なんとも苦痛に歪んでいますが、超えた後のモニカはなんだか別人のような逞しさがありますよね。
モニカの精神面での成長、覚醒も、上手に描写されているシーンだったと感じました。
MCUでのモニカの今後
『ワンダヴィジョン』でモニカの能力が覚醒したということは、今後のMCUで重要な役割を担うことは間違いないと思います。そのヒントとなったのが、『ワンダヴィジョン』最終話の2つ目のエンドクレジットでした。
モニカがスクラル人に呼ばれ、彼(ニックフューリー)が宇宙で待っていると、伝えられるシーンです。
つまり今後、モニカはニック・フューリーとスクラル人たちと、宇宙での戦いを繰り広げる可能性が高いですね!
そして、モニカといえば、映画『キャプテンマーベル』で、幼少期のころにキャプテン・マーベルに出逢っています。それ以降、母マリア・ランボーの影響もあり、キャプテン・マーベルとは深い付き合いがあるはずです。
そう考えると、キャプテン・マーベル2作目ではキャプテン・マーベルとの2ショットが期待できそうですね♪
まとめ
『ワンダヴィジョン』に登場するモニカ・ランボーの能力とその覚醒について調べてきました。まとめると、モニカは
- 「エネルギーを吸収する」能力を持つ
- 原作コミックでは、身体をあらゆるエネルギーに変えることができ、高速移動も可能
- エネルギーシールドを3回通り抜けたため細胞の構造が変化し、能力が覚醒
- 母親の死などの悲しみもエネルギーシールドと一緒に乗り越えた
- 今後キャプテン・マーベルとの共演が期待される
ということがわかりましたね!ますます期待値が高まるモニカですが、今後の活躍に期待です。