テルマエ・ロマエⅡのあらすじをネタバレ解説!最後の結末と感想が面白い!

ヤマザキマリの漫画が原作の映画『テルマエ・ロマエⅡ』のあらすじをネタバレ解説します!

最後の結末まで笑いっぱなしの傑作映画『テルマエ・ロマエ2』をしっかり最後まで解説しますよ♪皆さんの感想もまとめました!

目次

映画『テルマエ・ロマエⅡ』作品情報

『テルマエ・ロマエⅡ』基本情報

『テルマエ・ロマエⅡ』の基本情報を押さえてきましょう。

  • 作品名:テルマエ・ロマエⅡ
  • 公開日:2014年4月26日
  • 制作国:日本
  • 上映時間:112分
  • 監督:竹内英樹
  • 原作:ヤマザキマリ
  • キャスト:阿部寛、上戸彩、市村正親

大ヒットした1作目の主要キャストはほぼそのまま継承し、ブルガリアのオープンセットでエキストラ5000人を動員した撮影を行うなど、その規模の大きさでも話題になりました。

『テルマエ・ロマエⅡ』のあらすじ(ネタバレなし・簡単版)

舞台は古代ローマ帝国。1作目で現代にタイムスリップした真面目な浴場設計技師ルシウスは、「平たい顔族」(日本人)のアイデアを取り入れた斬新なテルマエ(浴場)を作って評判になっていました。

ルシアスはハドリアヌス皇帝から、コロッセオにグラディエーターたちを癒すテルマエを建設するように言われます。しかし、全くアイデアが浮かばず悩むルシアスは、またしてもお風呂から現代の日本へタイムスリップします。

タイムスリップした先では、風呂専門雑誌のライターに転向していた山越真実と再会を果たしますが――。

『テルマエ・ロマエⅡ』のあらすじ内容をネタバレ解説!

グラディエーターたちの疲れを癒すテルマエ

舞台は、平和路線を貫くハドリアヌス皇帝が民衆の支持を得ていたローマ時代です。主人公のルシウスは、『テルマエ・ロマエ』1作目で描かれたように、現代の日本と古代ローマを行き来して、現代の日本の風呂文化の知識を持ち帰り、今やローマ帝国では大人気のテルマエ技師となり、皇帝からの信頼も得ていました。

当時の古代ローマ帝国の民衆の娯楽と言えば、公衆浴場と同じくらいコロッセオでの戦いも人気です。そこで、コロッセオで戦うグラディエーターたちの傷を癒し、疲れを取るための風呂を作るように、という命令がルシアスにおります。しかし、コロッセオまで直接温泉を引くのは難しく、ルシウスは頭を悩ませながら、コロッセオのテルマエに入りました。

すると、ルシウスは風呂に引き込まれるように再び現代の日本にタイムスリップします。そこは、日本の力士たちが入る銭湯でした。ルシウスは力士たちの相撲を感染し、なんて平和な戦いなんだと驚きます。さらに、力士たちが足裏のツボを刺激する板や電動マッサージ、入浴剤を使っているのを見て感動。古代ローマにもどったルシウスは、薬草で作った入浴剤、足つぼマッサージの板、奴隷たちによる人力のマッサージチェアを作り出し、グラディエーターたちの疲れを癒しました。

子どもが楽しめるテルマエ

前作でルシウスに出会った山越真実はテルマエ漫画を描き出版社に持ち込むものの、「風呂が描けていない」と言われてしまっていました。原稿がボツになり、真実は風呂の研究もかねて温泉風呂専門雑誌のライターになっていました。

一方で、ルシウスはローマで子どもが楽しめる風呂を作るように命令されました。頭を悩ませたルシウスは再び現代日本にタイムスリップし、屋内の温泉プール施設「湯ートピア」に到着しました。そこで、ルシウスはウォータースライダーを目にし、「罪人が処罰を受けている」と感じたもののよく見ると女性も子どもも楽しそうにしており、自分で滑ってみると楽しいことがわかりました。湯ートピアで真実に再会しました。

ルシウスは再びローマにもどり、同じようなウォータースライダーをローマにつくって評価されます。さらに皇帝からは、ローマ帝国に巨大な温泉郷を建設しろとの命令があり、光栄に思ったルシウスは早速パイアエというかつて温泉が湧いた土地で建設に取り掛かります。

ローマ温泉郷のヒントは草津温泉?

温泉郷建設に取り掛かるルシウスに、さらに別の指示がありました。それは、パンノニアという極寒の土地へ遠征している、次期皇帝とも目されるケイオニウスのために、風呂を作るようにというものです。ルシウスは再び日本へタイムスリップ。そこでは屋外でも使用可能な組み立て式のヒノキ風呂を知り、さらに北島三郎の『与作』のフレーズ「ヘイヘイホー」が疲れに効くようだということを学んで、ローマに持ち帰ります。ケイオニウスはルシウスの風呂に非常に満足するのでした。

再び温泉郷建設に取り掛かるルシウスは、山賊に襲われてしまいます。そしてルシウスは日本にタイムスリップし、草津温泉に到着しました。たまたま草津に来ていた真実と再会し、草津を案内してもらいました。卓球やもぐらたたき、射的、マジックショーに関しては公開処刑だと勘違いして気絶してしまいます。

そこで前回も登場した舘野に出会い、ラーメンやビールも知りました。真実に混浴に入らないか誘われ、ローマでは禁止されているため一度は断りますが、結局入ることになりました。そこではルシウスは、風紀が乱れるどころか、男女、生命の垣根までが取り除かれている秩序だった温泉に衝撃を受けます。

そして、ルシウスは古代ローマに戻り、ラーメンやもぐらたたきを温泉郷に作りました。さらに、混浴も復活させようと皇帝に直訴しましたが、認められませんでした。そんなところに、遠征中のケイオニウスたちが疫病にかかったという知らせが入ります。

疫病を癒す方法

ケイオニウスの病をなんとかいやせないかと考えるルシウスは、ぎっくり腰になりそのまま現代日本へタイムスリップ。着いた先は真実の実家が経営する温泉宿でした。ルシウスのぎっくり腰は鍼灸により治してもらいました。真実はローマの歴史書『ローマの繁栄と滅亡』の記述から、ケイオニウスが結核にかかっていることを知ります。

すると今度は、ルシウスと真実も一緒に古代ローマに戻ります。遠征から戻ったケイオニウスは、治療のために建設中の温泉につかりますが、真実は結核なのですぐに隔離するように訴えますが、聞き入れてもらえず、温泉郷では結核が流行してしまうのでした。

そんな中、真実とルシウスは、ケイオニウスから兄に会いたいという願いを聞き、コロッセオに向かいます。一方、ハドリアヌス皇帝も体調を崩しており、これをチャンスと見た反ハドリアヌスの元老院議員たちは、ケイオニウスの兄を利用し、偽物のケイオニウスを使って政権奪取を画策していました。

偽ケイオニウスとハドリアヌス皇帝がいる場に、ルシウスと真実はケイオニウスに扮している人物は偽物だと訴えますが、信じてもらえず、真実は偽ケイオニウスに魔女扱いされ捕らえられます。ルシウスは再び日本にタイムスリップし、針灸治療を行う人物を見つけてローマに連れ帰り、ハドリアヌス帝の治療をさせます。コロッセオに戻ったルシウスは、グラディエーターが真実を逃がしてくれたおかげで、真実と一緒にバイアエに逃げました。

『テルマエ・ロマエⅡ』の最後・結末

偽ケイオニウスは軍を連れて追ってきましたが、そこに、体調が回復したハドリアヌス皇帝と、本物のケイオニウスが現れました。そして、偽ケイオニウスたちの陰謀が失敗に終わります。さらに、パイアエで採掘を続けていた場所から、ようやく温泉が湧き出ました。こうして、温泉郷ユートピアは完成したのです。

ルシウスは次のテルマエを建設するためにパンノニアに向かおうとします。そのとき、真実はルシウスに衝撃の事実を伝えて、ルシウスを引き留めました。実は、ルシウスが新たなテルマエ建造事故で無くなるという歴史上の記述があるのです。しかしルシウスは、ローマのために働きテルマエロマエとして死ねるのなら本望だ、と答えます。真実はルシウスを止めることはしませんでした。

そして2人の別れの時。抱き合って涙を流すと、ルシウスの前から真実は消えてきます。日本に戻って来た真実は、漫画家の道を再度目指すことにしました。テルマエロマエという漫画を描くと、連載を獲得し、映画化もされます。真実がテルマエロマエの原作者として、映画の撮影現場に行くと、井戸からタイムスリップしてきたルシウスに再会するのでした。

『テルマエ・ロマエⅡ』感想まとめ

映画『テルマエ・ロマエⅡ』の感想をご紹介します!

20代女性

前作に引き続き笑える!グラディエーターとお相撲さんを同じ類のものとして描いているとは!日本文化が前作より多めに出ているという意味でも楽しかった!本当にセットの造りが素晴らしい。

30代女性

映画館で笑いがこらえきれず、吹き出した思い出のある映画。笑いあり涙あり!家族で見るのにオススメ!

30代男性

温泉ってすごいな、と思いました。温泉には治療効果があるのかな…。温泉が好きな方に見てほしいと思います。

まとめ

ヤマザキマリの漫画が原作の『テルマエ・ロマエⅡ』のあらすじを、ネタバレありとネタバレなしで解説し、感想もお伝えしてきました!

最後の結末までご紹介してきましたが、何度観ても色あせず楽しめる映画であることがわかりましたね♪

定期的に観たくなる映画の一つです♪

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