ONE PIECE FILM Zのあらすじをネタバレ解説!最後の結末に泣ける!

映画『ONE PIECE FILM Z』のあらすじをネタバレありで徹底解説しますよ!

正義感と忠義心に溢れるエピソードが魅力の本作は、何度観ても楽しめます。

今回は、最後の結末まで、感想も一緒にわかりやすくしっかり解説しますよ~♪

目次

映画『ONE PIECE FILM Z』作品情報を簡単に紹介!

『ONE PIECE FILM Z』基本情報

『ONE PIECE FILM Z』の基本情報を押さえてきましょう。

  • 作品名:ONE PIECE FILM Z
  • 公開日:2012/12/15
  • 上映時間:107分
  • 監督:長峯達也
  • 脚本:鈴木おさむ
  • キャスト:田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平 、ほか

海賊たちの冒険を描く人気テレビアニメ「ONE PIECE」の劇場版作品です。

テレビアニメのレギュラー声優の他、篠原涼子、香川照之らがゲスト声優して出演し、エンディング曲にはアグリル・ラヴィーンを迎えています。

『ONE PIECE FILM Z』のあらすじ(簡単に・ネタバレなし)

元海軍大将ゼットが海軍基地を襲撃し、新世界の火山の一つファウス島を爆破しました。ゼットの目的は、新世界にある3つの火山を全て破壊し、新世界もろとも全ての海賊を討伐することです。

ゼットの計画を阻止するために海軍たちが動き出し、また元海軍大将の青キジもゼットの後を追います。

そんな中、ひょんなことからゼットと関係を持ったルフィたちは、海賊であるという理由からゼットの討伐対象となってしまいます。

能力者の力を封じる海楼石でできた武具を身にまとい、経験で培った戦闘能力をフルに発揮して戦うゼットに麦わら一味は苦戦します。

仲間を助けるため、そして自分の信念を貫くために、新世界の運命を巻き込んだ激しい戦いが繰り広げられます。

『ONE PIECE FILM Z』のネタバレあらすじ(詳細版)

ゼット率いるネオ海軍のダイナ岩爆破

新世界のファイス島にある海軍基地で、海軍が謎の集団相手に激しく交戦しています。

謎の集団は“ネオ海軍”と名乗り、船員らはそれぞれ「ゼット先生についていくだけ」「ゼット先生に忠を尽くすのみ」と、ゼットと呼ばれる人物へ忠誠を示しながら戦います。

ゼットと呼ばれる人物は、右腕に大きな武具をはめ、みるからに厳つい風貌です。ゼットは「すべての海賊を叩き潰してやる」と呟くと、武具を振り回して周囲の海軍を一掃します。

ゼットがファイス島に乗り込んできた目的は「ダイナ岩」と呼ばれる鉱物でした。「ダイナ岩」には空気に触れると大爆発を起こす性質があります。

ゼットはこのダイナ岩を使って、新世界にある3つのエンドポイントを全て爆破させる計画を目論んでいました。エンドポイントを全て爆破させることは、新世界そのものを消し飛ばしてしまうことを意味しています。

ゼットの計画を阻止するため、現場に海軍大将の黄猿が現れました。黄猿はゼットと面識がある様子で、敬称を込めてゼファー先生と名を呼びます。

ゼットは黄猿との激しい交戦で追い詰められますが、最後はダイナ岩を爆破させて、島全体を吹き飛ばしてしまいます

ルフィ海賊団とゼット

ルフィ率いる麦わらの一味は、新世界を賑やかに航海していました。ブルックのギターに合わせてフランキーやチョッパーがどんちゃん騒ぎをしています。

すると突然、空から火山灰が降ってきます。ナミの持つログポースは狂いだし、指標を失ってしまいます。

ナミが「どこかの島が消え去ったのでは」と不安を浮かべていると、船の下に、ファイス島の爆破で吹き飛ばされたゼットが流されてきました。

麦わらの一味はゼットを救済して、チョッパーの手でゼットの怪我を治療します。意識を取り戻したゼットは笑顔でお礼を述べます。

ところが、麦わらの一味が海賊であると知ると、ゼットの態度が豹変します。ゼットは自分の信念のために、ルフィたちに襲い掛かってきました。

ゼットの仲間であるアイン(モドモドの実の能力者)、ビンス(モサモサの実の能力者)も合流し、船の上で激しい交戦が始まります。

アインの能力により、ナミ、ロビン、チョッパー、ブルックは12歳若返ってしまいました。またゼットの強力な攻撃により、ルフィも太刀打ちできずにいます。

勝ち目がないと判断した麦わらの一味は、船に組み込まれている緊急離脱システムを使ってその場を脱出するのでした。

ゼットの正体

海軍本部はゼットの計画を阻むため、ネオ海軍の討伐を軍員へ命じます。

一方、麦わらの一味はドック島に上陸していました。ドック島には修理屋が一軒ポツンとあります。麦わらの一味はサニー号とフランキーを修理屋に残すと、情報収集のために隣島のセカン島へと海列車で向かいました。

見た目が幼くなったナミ、ロビン、チョッパー、ブルックは、酒場で働きながら情報収集をしました。その他のメンバーは温泉街に身を隠し、傷を癒しながら期を伺いました。

温泉につかるルフィらに、元海軍大将の青キジが声をかけてきました。ルフィらは身構えましたが、青キジはルフィらと戦う気はないようでした。青キジはルフィらに、ゼットの正体を説明しました。

青キジの話によると、ゼットは元海軍大将だと言います。ある事件を期に海賊に深い恨みを持ち、自らネオ海軍を組織して海賊の根絶のために激しい討伐を繰り返しているようでした。

ナミたちの働く酒場でもゼットの情報が集まっていました。海軍の一人が、酔っ払いながらゼットのエンドポイント破壊計画について喋ります。

ゼットがセカン島いると知ると、ナミたちは急いでルフィらと合流し、ゼットの元へと向かうのでした。

ゼットVSルフィの再戦

ネオ海軍はセカン島を爆破させるためのダイナ岩を設置し終えていました。

海軍を一掃すると、ダイナ岩が爆発してセカン島の火山は大噴火を起こします。

街はマグマに包まれ、島民たちは避難するために海列車へと駆け込みました。逃げ遅れた島民をマグマが襲うと、青キジが能力を使ってすかさず助けます。

ルフィらは急いでゼットのもとに向かい、ネオ海軍に戦いを挑みます。ゾロとアイン、サンジとビンズがそれぞれ一対一で戦い、ルフィはゼットを倒しに向かいました。

ゼットの乱射する銃弾をゴムの体で跳ね返すルフィでしたが、ゼットが海楼石の弾丸でルフィの体を撃ち抜くと、あっけなくその場に倒れてしまいました。

ゼットはルフィにとどめの一撃を放つと、麦わら帽子を奪ってその場を去りました。

ナミたちは一足早く海列車に到着しており、ルフィ達が戻ってくるのを待っています。青キジのフォローや仲間たちの助けを借りながら、ルフィはギリギリのところで海列車に乗り込むことができたのでした。

ゼットの過去

海軍本部中将のガープと元海軍元帥のセンゴクがコピーたちにゼットの過去を語ります。

ゼットはかつて、誰よりも海軍の正義を信じる男でした。

多くの海賊を捕えたことで、海賊たちから恨みを多く買っており、愛する妻子の命を海賊に奪われた過去があります。

海軍大将を辞めた後は教官になり、部下が戦場で敵に負けないように厳しく指導しました。青キジや黄猿など、今の大将レベルの海兵も、ゼットの元教え子たちです。

ある日、ゼットが部下を訓練していた艦隊が海賊に襲われました。その場にいた訓練兵は、アインとビンズ以外は皆海賊にやられてしまいました。

ゼットも自身の右腕を切り落とされてしまいましたが、その後、軍の科学研究で作られた海楼石の武具を腕に装着することで、より多くの能力者を捕えることができました。

ゼットが海軍を抜けたのは、海軍に絶望してしまったからです。海軍は訓練艦を襲ってゼットの部下を倒した海賊らを、あろうことか七武海に迎え入れたのでした。

海軍を抜けたゼットは、海賊を根絶させるというという信念のもと、部下であったアインとビンズを引き連れて自らネオ海軍を組織したのでした。

『ONE PIECE FILM Z』の最後と結末

ルフィ海賊団の決断

青キジはゼットと直接話をしますが、ゼットの意思が固いことが分かるとそれ以上引き留めることはできませんでした。

青キジはルフィらの元へいき、3つ火山がダイナ岩で爆破されると新世界の海が焼きあがってしまうこと、ゼットはそれを利用して一般人まで巻き込んで海賊を全滅させようとしていることを話します。

ルフィにとっては、新世界の破滅などはどうでもよい話でした。ただナミたちをもとの姿に戻すため、そしてルフィの麦わら帽子を取り戻すためゼット達と再び戦うことを宣言しました。

ルフィ達はドック島の修理屋から、かつてゼットに討伐された海賊たちが置き残した最強の武器を譲り受けます。

ゼットはすでにピリオ島にダイナ岩をセットし終えていました。

ピリオ島の周辺には多くのネオ海軍が集まっています。ルフィ達はネオ海軍を散らしながら島へ乗り込みました。

ゼットの最期

ピリオ島へ上陸した麦わらの一味は、再びネオ海軍たちと交戦します。激しい戦いに苦戦しながらも、ゾロがアインを倒したことで、若返っていたナミたちは元の姿に戻ることができました。

ルフィとゼットは3度目の戦いで激しくぶつかり合います。ルフィのパンチがゼットの武具に命中すると、武具は音を立てて壊れます。殴り合いの末、最後はどうにかルフィが勝利しました。

ゼットはルフィにとどめを刺せと言いますが、ルフィは麦わら帽子を取り返すと「気が済んだ」といってそれ以上攻撃しませんでした。

全てが円満に解決したと思った矢先、目の前に海軍が現れました。海軍は、ネオ海軍と麦わら一味をまとめて一掃する準備をしていたのです。

ゼットは自ら先頭に立ち、海軍を迎え撃ちます。青キジは、部下を守るために盾となったゼットの意思を汲み、大きな氷壁を立ててゼットを隔離しました。

海軍と交戦するゼットを島に残し、麦わらの一味、ネオ海軍と青キジは島を脱出します。ゼットはピリオ島で壮絶な最期を迎えました

後日、ゼットの墓場の前でアインとビンズが師の最期に涙を流します。そんな二人を見て、青キジは「信念を尽くした師の前で泣くな」と諭すのでした。

『ONE PIECE FILM Z』感想まとめ

映画『ONE PIECE FILM Z』の感想をまとめました!

ゼット先生の正義感と生き様がかっこいい
生い立ちや最期に涙するストーリーだった

青キジの立ち回りがよかった!
敵キャラや海軍キャラも魅力的でみんな好き

戦闘シーンが激しくてよかった!
途中のギャグとのバランスも良くて見やすかった

まとめ

映画『ONE PIECE FILM Z』のあらすじを、ネタバレあり(詳しく)とネタバレなし(簡単)で解説してきました!

最後の結末までご紹介してきましたが、ゼットの生き様に正義感を学びたくなる映画でしたね♪

何度も見たくなってしまう映画です!

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