2017年に日本で公開されたディズニー映画「モアナと伝説の海」。
3年ぶりの全国公開ということもあり、絶大な人気を集めました。
その中で、なぜ海に選ばれたのかモアナなのかふと疑問に感じる声もあるようです。
今回は、モアナはなぜ海に選ばれたのか、映画の中で伝えたいことは何だったのか、あらすじなどから探って考察していきたいと思います。
『モアナと伝説の海』は幅広い世代に人気ですが、特に子供人気が高いですよね。
一人の親として子どもには、困難に立ち向かっていくモアナの姿から生きる力や感じとってほしいなと思っていたところ、読み聞かせにも最適な『モアナと伝説の海』の児童図書があるのを知りました。
ルビ付きなので、小学生ならひとりでも読めそうですね♪
また、英語学習としても最適な英語版の『モアナと伝説の海』の絵本もあります。
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映画鑑賞は年間100本以上・映画ブログ運営4年
中学生の頃に『スターウォーズ』に感動して以降、
映画の沼にハマり続けて20年。
結婚・出産後も年間100本は必ず鑑賞中。
Filmarksアカウントにも鑑賞レビューを掲載中。
モアナは海になぜ選ばれたのか？
「モアナと伝説の海」には魅力的なキャラクター達が多数登場しますが…その中でも特に異彩を放つキャラクターが…邦題にもなっている【海】です。
— おときち (@funfunfunok916) October 8, 2024
そう…この作品では【海】を擬人化した意志のある一つのキャラクターとして登場させています。… pic.twitter.com/I5pnLkoCFL
まず、モアナはなぜ海に選ばれたのでしょうか？
劇中で描かれる様々なシーンから考えていきます。
1.海に興味があったから
モアナが海に選ばれた1つ目の理由は、モアナ自身が海に興味があったからです。
映画の最初の場面で、モアナのおばあちゃんが昔話をモアナを含めた子供たちに話すシーンがあります。
昔話を聞いた子供たちは怖がっているのですが、モアナだけは興味津々に聞いているのです。
元々モアナが住んでいる島では、海は恐怖の場所と言い伝えられていました。
そんな中、モアナは幼いころから海の向こうの世界に興味を持っており、何度か海に出ようとして父親のトゥイ・ワイアリキに戻されるシーンも印象的でした。
2.ホヌ（亀）を助けたから
モアナが海に選ばれた2つ目の理由は、ホヌと呼ばれる亀を助けたからです。
モアナは子供の頃にホヌと呼ばれる亀を海鳥から助けるシーンがあります。
「モアナと伝説の海」という作品はハワイ諸島が舞台ではないかとされており、ハワイを含む太平洋文化圏では、亀は神聖な生物と考えられているそうです。
実際、日本昔話にもある「浦島太郎」でも、亀を助けたお礼に竜宮城に招待されておもてなしをされた。という描写も
亀＝神様の使い
このような考え方があるからなのです。
そんな神聖生物と呼ばれるホヌを海鳥から救ったモアナは海から称賛され、選ばれたのではないかと考えられるのです。
3.神であるテフィティと伝説の英雄マウイを救ってくれると思ったから
モアナが海に選ばれた3つ目の理由は、テフィティとマウイも救ってくれると思ったからです。
先ほど2つ目の理由でも上げましたが、モアナはホヌを海鳥から助けたシーンがとても魅力的です。
ホヌを助けたことモアナであれば、テフィティとマウイを助けられるかもしれないと海は感じた可能性があります。
モアナがホヌを海鳥から助けたシーンで、ホヌはモアナにテフィティの心を渡しています。
おそらくホヌも、海と同じくモアナであれば助けられるかもしれないと感じたので心を託したのだと思います。
以上の3つの理由から考えていきました。私個人としてはどの理由の可能性も十分考えられると思います。
どの理由でも当てはまるほど、海はモアナであれば成し遂げられると信頼が高かったと感じられるのです。
モアナは海に選ばれていなかったらどうなっていたのか？
金曜よる9️⃣時⏰
— アンク＠金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) November 17, 2024
🐔#モアナと伝説の海🏝️
最新作公開に合わて、第1️⃣作を放送🎉
🌊海に愛された少女👩🏾🦱が世界を救う冒険の旅へ‼️
『#アナと雪の女王』のディズニーが贈る
美しい南国の海🏝️を舞台にした
感動のミュージカルアドベンチャー😆#金曜ロードショー pic.twitter.com/t65ODueUtb
モアナが海に選ばれた理由を考えていきましたが、逆にモアナは海に選ばれていなかったらどうなっていたのか気になりますよね。
可能性として挙げられるのは2つあります。
1.島の住人として幸せに暮らしている可能性
2.海の世界を見ようとして遭難してしまっている可能性
1つずつ見ていきましょう。
1.島の住人として幸せに暮らしている可能性
まず、島の住人として幸せに暮らしている可能性について考えていきます。
海に選ばれた1つ目の理由にもありますが、映画の舞台はハワイがモデルとなっているため、モアナの出身はモトゥヌイ島という海に囲まれた島となっています。
モアナの島では、海は恐怖の場所と伝えられているので、島の人々は海の外に出ようとはしません。
もし、モアナが海に選ばれていなかったら、海の向こうの世界に興味は持ちつつも、父の跡を継いで村長となり、島の人々と一緒に島の中で幸せに暮らしていると思います。
2.海の世界を見ようとして遭難してしまっている可能性
次に、海の世界を見ようとしてモアナが海で遭難してしまっている可能性について考えていきます。
あまり考えたくはないかもしれませんが、舞台は海なので何が起こるか分からないのが自然です。
実際、映画内でもモアナのピンチに海が助けているシーンも見受けられていたので、もし海に選ばれていなかったらモアナは助かっていなかった可能性があります。
以上の2つの可能性で考えていきました。
海が好きなモアナだからこそ得られた奇跡ではないかと思っています。一つの行動で世界が変わっていくのだと感じられました。
「モアナと伝説の海」で視聴者に伝えたいこととは？
おはようございます！
— おときち (@funfunfunok916) October 24, 2024
今朝の一曲は「モアナと伝説の海」より「I Am Moana (Song of the Ancestors)(モアナ)」♪
物語の終盤…クライマックスで挿入されるミュージカルナンバー。
希望を失いかけたモアナに…旅の発端でもあった祖母タラの霊が優しく歌いかけます。… pic.twitter.com/o7ZzbI2Q4Z
映画「モアナと伝説の海」で視聴者に伝えたいことはなんだったのでしょうか？
結論から言いますと…
「自分の心の声に従うことが大切」
ということを伝えたいことだと思います。
作中でも、モアナは海の向こうは恐怖の場所というモトゥヌイ島の掟があったこと、父の跡を継いで村長になるという気持ちで心が揺らいでいましたが、祖母に背中を押され、海に出ることを決意しました。
また、後半のテ・カァに敗れ、島に戻ろうと思った際でも、祖母の言葉で自分の心の声に耳を傾け、再びテ・カァに挑みたいと望んでいたことを知ります。
そして、島には戻らずテ・カァに挑んだことで幸せなエンディングを迎えることが出来ました。
「必ずも良い結果になるとは限らないが、心の声に従って生きてほしい」
何度も挫折したかけたモアナを通して、視聴者に伝えたかったのだと感じられました。
『モアナと伝説の海』は幅広い世代に人気ですが、特に子供人気が高いですよね。
一人の親として子どもには、困難に立ち向かっていくモアナの姿から生きる力や感じとってほしいなと思っていたところ、読み聞かせにも最適な『モアナと伝説の海』の児童図書があるのを知りました。
ルビ付きなので、小学生ならひとりでも読めそうですね♪
また、英語学習としても最適な英語版の『モアナと伝説の海』の絵本もあります。
文章量がかなり削られていて、日本語訳もあるので、英語に苦手意識がある人でも親しみやすい内容になっています。好きな話なら英語も学習しやすいかもしれません(*^^*)
本で所有しているとちょっと重いし場所も取りますが、電子書籍なら気軽にサクサク読めてめちゃくちゃ楽なので、電子書籍版がおすすめです！
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まとめ
今回は「モアナと伝説の海」で、海がモアナをなぜ選んだのか、その理由や作品を通して視聴者に伝えたいことについて考察していきました。
結論としては…
モアナが子供のころから海の世界に興味を持っていたことが誰かを助ける優しい心の持ち主であること
モアナの優しい心を信頼し、海がモアナを選んだこと
自分の心の声に従って生きることが大切であることを伝えたい作品であったこと
ということが分かりました。
人生どんな事があるか分からないものです。
映画を通して、視聴者にモアナの優しさや伝えたいことを理解するととても感動する超大作だと感じられるでしょう。
今後のモアナの活躍や、視聴者にどんな思いを伝えているのか期待が膨らむ作品でした。
