インサイドヘッドで伝えたいことを解説!各感情の役割についても!

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映画『インサイド・ヘッド』は、少女ライリーの中にいるヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリという5つのキャラクターが困難を乗り越えて成長するというストーリーです。

みなさんはインサイド・ヘッドがどんなことを伝えたいか気づきましたでしょうか?

そこで今回は、

  • 『インサイド・ヘッド』で伝えたいこととは?
  • 『インサイドヘッド』5つの感情の役割とは?

について詳しく解説していこうと思います。

ネタバレを含みますのでご注意ください。

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この記事の監修者
つくつく

映画鑑賞は年間100本以上映画ブログ運営4年

中学生の頃に『スターウォーズ』に感動して以降、
映画の沼にハマり続けて20年。
結婚・出産後も年間100本は必ず鑑賞中。
Filmarksアカウントにも鑑賞レビューを掲載中。

目次

『インサイド・ヘッド』で伝えたいこととは?

ポジティブな感情、ネガティブな感情は毎日を生きていく上で一生付き合わなければならない気持ちですよね。

インサイドヘッドは一見、子供向けの作品に思えますが、大人が見ても勉強になるなと思いました。

作品を通して何を伝えたかったのか詳しく解説していきます。

悲しみを感じることは悪いことじゃない

インサイド・ヘッドの登場人物・少女のライリーは、親の仕事の都合で故郷のミネソタからロスに引っ越してきました。

慣れた環境から離れることは、大人でも多大なストレスを感じる出来事ですが、ライリーは両親に故郷から離れて寂しいという思いを打ち明けずに我慢してしまいました。

子供ながらに『両親を困らせたくない』という気遣いからくる行動だったのでしょう。

みなさんも悲しい気持ちでいっぱいになった時、打ち明けたことで相手を困らせてしまうのではと自分の気持ちを飲み込んでしまったことがあるのではないでしょうか?

『今を我慢すればどうにかなるだろう』という自己判断は解決に向かっていきません。

ライリーのように悲しい気持ちで溢れてしまった時は、信頼できる家族や友人に話してみて欲しいということが伝わってきました。

自分の中の悲しみを認めてあげる

もし自分の存在を忘れ去られてしまった時、みなさんは自分の中の悲しみを認めることはできるでしょうか?

ライリーの感情であるヨロコビとカナシミは、司令部から飛ばされてしまった先でビンボンというライリーの想像上の友達に出会いました。

成長していく上でライリーはビンボンを必要としなくなっていくのですが、そのことを知ったビンボンは悲しくて仕方ありません。

ヨロコビはボンビンを元気づけようとしますが、ボンビンは悲しみに暮れたまま。一方でカナシミはボンビンの話しをよく聞いてあげるという行動に出ました。

するとボンビンは再び元気を取り戻すのです。

ボンビンは自分の中の悲しみを認め、誰かに吐き出したことで向き合うことができたのでしょう。

ライリーも最後には両親に悲しい気持ちを話すことができ、両親も同じ気持ちだったことがわかります。

自分の中の悲しい気持ちを誰かと共有し、向き合うことで解決に向かっていくということが伝わってきました。

『インサイドヘッド』5つの感情の役割とは?

ヨロコビ、カナシミ、ビビリ、ムカムカ、イカリという5つの感情はどのような役割を果たしているのでしょうか?

ヨロコビとカナシミは感情の土台

ヨロコビはライリーの中で初めて生まれた感情で、ライリーを楽しませることばかりを考えています。

反対にカナシミはほぼマイナスな状態で明るくしたくともできないタイプ。

悲しみを認めることは大事なことだと先述しましたが、人間は成長していくにつれ『悲しみ』という感情が大きくなっていきます。

実際、ライリーの母親の脳内ではカナシミが指揮をとっているのです。

ライリーの中のヨロコビは、カナシミに対して煩わしさがありましたが、一連の出来事によりカナシミの重要性に気づきました。

カナシミが存在するからこそヨロコビは思いっきり行動できるのかもしれません。

ビビリ・ムカムカ・イカリも欠かせない感情

ビビリという感情は危険を察知するという役割、ムカムカという感情は自分に害を与えるものを避けるという役割、イカリは何かに怒っているだけでなく自身を鼓舞するという役割があります。

インサイド・ヘッドではヨロコビとカナシミが最も目立つ感情となっていますが、他の感情も成長していく過程でとても重要なのです。

ライリーは幼少期にコードに引っかかって転びそうになりますが、この時にビビリが働いたことでストップし、転ばずに済みました。

様々な経験をしていくうちに『もしかしたら危ないかも?』とビビることが無事でいるために大事なことなのがわかります。

子供は徐々に自立心が芽生えていき、自分もひとりでできることをアピールするようになっていきます。

転校初日にライリーの両親が『学校まで送ろうか?』という助言に対し、ライリーの中でイライラが働いていたことがわかりますね。

そしてイカリという感情はあまり働いて欲しくないと考えてしまいますが、実は自分を奮い立たせるという面を持つのです。

ライリーはアイスホッケーの試合で『絶対勝つ!』と奮い立たせていたのはイカリの働きです。

こう見ていくとすべての感情が大人になっていく上で重要なことがわかりましたね。

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まとめ

インサイド・ヘッドで伝えたいこと、5つの感情の役割について解説してきました。

結論とすると、

  • 悲しみを感じることは悪いことではない
  • 自分の中の悲しみを認めてあげる
  • ヨロコビとカナシミは感情の土台
  • ビビリ・ムカムカ・イカリも欠かせない感情

ということがわかりました。

人間の感情というのは、全てが意味のあることだということが伝わってきます。

大人である私たちもインサイド・ヘッドを鑑賞すると多くを学べるのではないでしょうか(^^♪

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