映画「ハッピーフライト」は、題名の通り空港と飛行機が舞台の作品で、安全に飛行機が飛ぶためには多くの人々が関わっているということをコメディーで描いています。
ロケ地や撮影場所も限られるであろうと予想できますが、「ハッピーフライト」はどこで撮影したのでしょうか。
そこで今回は、
- ハッピーフライトのロケ地や撮影場所はどこ?
- ハッピーフライトを撮影した空港はどこ?
- ハッピーフライトのモデルになった航空会社はどこ?
について紹介していきたいと思います。
ネタバレを含みますのでお気を付けください。
ハッピーフライトのロケ地や撮影場所はどこ?
ハッピーフライトのロケ地 pic.twitter.com/tGwTwMwXFp
— 旅好き_鉄道飛行機好き (@travelJGCSFC) July 3, 2021
ハッピーフライトを製作するにあたり、監督の矢口史靖さんは飛行機について2年間徹底的にリサーチをしたそうです。
矢口監督の気合が伝わってくるハッピーフライトですが、撮影にはANAが全面協力しており、撮影も実物を使っているので、日常感が伝わってきますよね。
そんなリアリティあふれる作品はなんとジャンボ機を15日間レンタルしていました!
ジャンボ機を無料レンタル!
こちらはハッピーフライトのロケにも使用された747ー400のコクピット。#航空科学博物館 pic.twitter.com/bjKDpF4gKf
— ぷれぷら6 (@plepla6) March 25, 2017
実際に運航している航空機を貸し出すという試みは、ハッピーフライトでの撮影が初めてでした。
かなり大掛かりですが、羽田空港の格納庫に運び入れたジャンボ機では、10日間機内のシーンを撮影。
その後、関西国際空港に飛行機を移動させ、搭乗ゲートの入り口あたりの撮影が行われました。
撮影にジャンボ機をレンタルしたという事実には驚きですが、ジャンボ機内が細かに映されるということは、航空業界のリアルな日常を映画を通して知ることができますね。
城南島海浜公園
太陽☀️もだいぶ低くなってきました。
— photomasujp(マスチャン)💯 (@photomasu) March 20, 2023
着陸✈️ルートも昼間と変わりました。
風はかなり強くなりました。
堤防に近づくと波飛沫🌊が飛んでくるくらいです。
さっ、帰ります。
城南島海浜公園にて pic.twitter.com/3WjJqNl3yG
ハッピーフライトでは、バードストライクという題材も扱われています。
航空機マニアが城南島海浜公園で、1980便が鳥の群れに突入してしまったところを目撃するというシーンがありました。
城南島海浜公園は、羽田空港にほど近いので飛行機を眺めるには絶好のスポット
となっています。公園内にはキャンプやバーベキュー、ドッグランなどが楽しめる施設もある人気スポットです。
ハッピーフライトを撮影した空港はどこ?
こんばんは!
— piega『風景・花写真』 (@sz0701k) March 15, 2023
夕方の羽田です。#羽田空港 #写真好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/l5rgXJyyNO
ハッピーフライトの撮影は、
- 羽田空港第2旅客ターミナル
- 関西国際空港
- ANA機体整備工場
で大規模ロケが慣行されています。
撮影は空港業務が行われていない深夜に行われ、
なんと1500人のエキストラが参加
そして深夜の撮影だったため、なんと窓が映っていないのです!気づきましたか…?(*^^*)
意識して映画を観ないと気づきにくいかもしれませんが、そんな事情があったのですね。
ジャンボ機のレンタルも初めてでしたが、空港でロケを行うことも史上初の試みでした。
初めて尽くしの撮影でしたが、やはり本物の機体や空港を使用したことにより、1つの飛行機を飛ばすためにどれだけの人々が関わっているのかがよくわかる作品になっていたのではないでしょうか。
ハッピーフライトのモデルとなった航空会社はどこ?
ANAの全面協力
久しぶりに邦画観ようと思って、
— ゆいはん (@yuccopicture) March 18, 2023
『ハッピーフライト』観賞しました!
笑いあり、ドタバタあり、緊張感ありの航空業界映画!ANA全面協力!
それぞれのお仕事内容が描かれていて、シビアな一面も見れます!
プロ意識ある人達って凄い!
飛行機乗る機会ある人は是非観て欲しい映画のひとつです! pic.twitter.com/hK1mTHgOG1
ハッピーフライトのモデルになった航空会社は、
ANA(全日本空輸)
です。この作品はANAの全面協力を得て、航空会社の細部まで描くことができたと言っても過言ではありません。
監督の矢口史靖さんが時間をかけて綿密な調査をし、飛行機に携わる人々の日常を描きたいという思いにANAが賛同したからでしょう。
様々な空港の業務を演出
ANAの協力もあって、空港で働く様々な人々を描いている群像劇のハッピーフライト。
パイロットやCA、グランドスタッフや整備スタッフにもスポットライトが当たっているところがリアリティにあふれていますね。
監督の矢口史靖さんは「最初はパニック映画にしたかった」と話していましたが、飛行機に関わる人々に興味を持ち、彼らの日常を描こうと決めたそうです。
素晴らしい作品になったのは、素晴らしいロケが行えたことも理由の1つになっているはずです。
『ハッピーフライト』
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まとめ
ハッピーフライトのロケ地や撮影地について紹介してきました。
紹介してきたことをまとめると、
- ANAのジャンボ機を15日間無料レンタルして撮影していた
- 羽田空港、関西空港、ANA機体整備工場で深夜に大規模ロケが行われた
- 城南島海浜公園では航空機マニアが集まるスポットで、飛行機の撮影にもおすすめ
- ハッピーフライトの航空会社のモデルはANA
ということがわかりました!
実際のジャンボ機をレンタルしていたことには驚きましたが、実際の空港でロケが行われたことにもびっくりしました。
ハッピーフライトを観て、リアルな空港の1日をのぞいてみてはいかがでしょうか。