ファルコン&ウィンターソルジャーのシャロンの今後を考察!正体パワー・ブローカーは何者?

MCUドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』の中で、サムとバッキーを助けてきたシャロン・カーターが黒幕パワーブローカーであることが明らかになりました。

今後シャロンはどうなっていくのか、そもそもパワーブローカーの正体とは何者なのか、原作も踏まえて考察してきます!

目次

シャロン・カーターとは

これまでのシャロン・カーター

シャロン・カーターは、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』で初登場したキャラクターで、当時はS.H.I.E.L.Dのエージェントでした。終始キャプテン・アメリカであるスティーブを助けます。

映画の最後で、スティーブの第二次世界大戦中の恋人ペギー・カーターの姪孫であることが明らかになります。S.H.I.E.L.D壊滅後はCIAエージェントとして活動しました。

シャロンにとって運命の分かれ道となったのが、『キャプテン・アメリカ/シビルウォー』で、当時ソコヴィア協定に反対し犯罪者扱いされていたスティーブとサム(ファルコン)に、押収されていた装備一式を盗み出し返却するなど、自らも犯罪者扱いされるリスクを承知の上で陰ながら支えていました。

シャロンは仕方なく地下に潜入せざるを得なくなったのですが、結果的に『アベンジャーズ/エンドゲーム』でも描かれたように、分裂していたアベンジャーズはサノスを前に共闘し、犯罪者扱いされていたアベンジャーズたちは表舞台にカムバックできました。

しかしアベンジャーズでもヒーローでもないシャロンは、恩赦を与えられることなく、政府から終われる身のままずっと地下で潜伏を続けていたのです。実施には、サノスの”デシメーション(指パッチン)”で消滅した人の一人と言われているため、数年間の潜伏でした。

今回明らかになった裏の顔

今回の『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』で明らかになった裏の顔は、パワー・ブローカーだった、ということですね。伏線部分を振り返ってみましょう。

今思えばこんな伏線が張られていました…

  • シャロンがサム、バッキー、ジモを連れていく高級車と豪邸が桁違い(第3話)
    →盗品の絵画売買で稼いでいるという話だったが、実はパワー・ブローカーの儲けだった!
  • 1時間以内にクライアントが来る、とサム、バッキー、ジモを急かす(第3話)
    →パワー・ブローカーのクライアントだったかも
  • 星条旗のことを「Stars and Stripes bullshit」と罵る(第3話)
    →国や政府に対する忠誠心が全く見られない
  • 超人血清を再現したネイゲル博士に会うことは消極的だった(第3話)
    →パワー・ブローカーとしては博士は部下にあたるため
  • フランス語を話す相手に倍の報酬を提示して仕事を依頼(第5話)
    →相手はバトロック。

かなりたくさん伏線貼られていましたね。しかも、シャロンは自分の恩赦と引き換えに、部下のネイゲル博士をサムとバッキー、ジモに売り、さらには正体を知っているカーリを最後射殺して、自分の正体を知るもの全員を殺して、恩赦を得ました。

やり方が徹底しています。それほどにまで、シャロンの政府に対する恨みは大きいのでしょう。

【考察】シャロン/パワー・ブローカーの正体と今後

パワー・ブローカーは何者なのか?

パワー・ブローカーになったシャロンについて、シャロンを演じたエミリー・ヴァンキャンプが、次のようにインタビューに答えています。

彼女(シャロン)がどこにいて、何をしてきたのかを語ることができることが嬉しかったです。

現在の彼女と当時の彼女を明確にすることが重要でした。

この無法地帯で自分の力だけで生き延びなければならなかったシャロンにとって、状況は決して楽なものではありませんでした。

彼女が現在のように活躍するためには、このような、恐ろしく、大物のバージョンになることが理にかなっていますし、あの男の子達(サムとバッキー)のためにこのような自分の見せ方をすることも、最終的には彼女に有利に働きます。

引用元:virtual gorilla

地下に潜って、スパイとして活動するしか、シャロンには生き延びる道がなかったのでしょうね。

パワー・ブローカー自体は、原作では、

  • 人間の強化を請け負う会社

という、完全なヴィランとして登場します。相当な数の人体実験を繰り返し、超人を生み出します。

この『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』でも、

  • 超人血清の再生産に成功した人

という形で登場しました。シャロンがパワー・ブローカーである点は原作と異なるため展開はやや異なるかもしれませんが、ヴィランとして再登場するのは確実でしょう。

パワー・ブローカーの目的は?

パワー・ブローカーの目的は一体何なのか。シャロンはエンドクレジットでCIAエージェントとして復帰し、パワー・ブローカーとして電話で指示を出していました。

それは、「政府の機密や開発兵器の情報が入る」

ということです。『ワンダヴィジョン』で、S.W.O.R.Dの長官がヴィジョンを利用して兵器開発を行っていましたが、その流れとシャロンが繋がってくるとしたらおもしろいですよね。

まとめ

『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』のシャロンは今後どうなるのか、シャロンの正体だったパワーブローカーは何者なのか、について考察してきましたが、

  • シャロンは今後ヴィランとして再登場する可能性が高い
  • パワー・ブローカーは原作では、人間の強化を請け負う会社

ということがわかりました。今後のシャロンとパワー・ブローカーの暗躍に期待です!

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