Dr.コトー診療所(映画)のあらすじをネタバレ!相関図も解説!

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映画『Drコトー診療所(映画)』のあらすじをネタバレありで徹底解説しますよ!

命の尊さを描く心温まるストーリーが魅力の本作は、何度観ても楽しめます。

今回は、最後の結末まで、感想も一緒にわかりやすくしっかり解説しますよ~♪

目次

映画『Drコトー診療所(映画)』作品情報

『Drコトー診療所(映画)』基本情報

『Drコトー診療所(映画)』の基本情報を押さえてきましょう。

  • 作品名:Drコトー診療所(映画)
  • 公開日:2022/12/16
  • 上映時間:134分
  • 監督:中江功
  • 脚本:吉田紀子
  • キャスト:吉岡秀隆、柴咲コウ、時任三郎、大塚寧々、ほか

同名漫画を原作として、2003年、2006年に放送されたTVドラマシリーズの映画版です。監督はTVドラマシリーズを手掛けた中江功が担当しています。

『Drコトー診療所(映画)』のあらすじ(簡単に・ネタバレなし)

Dr.コトーこと五島健助は日本の西端にある美しい島・志木那島に勤める唯一の医師です。この島に赴任してから19年が経ち、診療所で共に勤務する看護師の彩佳と結婚しました。

そして現在、彩佳のお腹には妊娠七カ月目になる二人の子が眠っています。

コトー、彩佳、島出身の看護師・那美、東京の大学付属病院から修行に来た若い医師・判斗らは、診療所で島民たちを診療する日々を過ごしていました。

ある日、医師になるために島を出て、東京の学校で勉強をしていた剛洋がひょんなことから島に戻ってきました。島民たちの歓迎ムードに反して、剛洋の表情は浮かない顔です。

また、コトーは近頃の自身の体調の変化に違和感を感じていました。コトーの体の検査結果が判明すると、それはたちまち島民たちの間に広まり、島全体に不安が漂います。

過疎高齢化が進む志木那島で、それぞれ違った悩みを抱えながら、希望を求めて前を向く人々の姿が描かれます。

『Drコトー診療所(映画)』のあらすじ内容を詳しくネタバレ解説!

島で唯一の診療所

日本の西端に志木那島という美しい島がありました。

Dr.コトーこと五島健助は、この島で唯一の医師として島の診療所で勤務していました。19年前に東京の大学付属病院から赴任して以来、コトーはこの地で数多くの島民の命を救ってきました。

コトーは数年前に診療所の看護師である彩佳と結婚しました。彩佳は二人の子供を身ごもっており、現在妊娠七か月目に入っています。

ある日、大病院の御曹司である若い医師、織田判斗が修行のために診療所にやってきました。

同じ頃、島の漁師である剛利が仕事中に足に重傷を負って診療所に運ばれてきました。コトーの手術により剛利の足は切断せずに済みましたが、仕事に復帰するためには長いリハビリが必要でした。

剛利は、東京で医師になるための勉強をしている息子の剛洋には怪我のことを伝えないように周囲に頼みました。

しかしスナックの店主である茉莉子は、剛利のことを心配して、同じく東京にいる自分の息子の竜一に「剛洋の様子を見に行って欲しい」と頼みます。

Dr.コトーの病気

ある日コトーは、志木那島の支社長である坂野から「過疎化・高齢化に伴う、近隣の島々も含む診療所の統廃合」と「統廃合後の拠点病院での指導」の話を聞かされます。

坂野はこれらの指導をコトーに頼みたい、とのことでしたが、これを受け入れるとコトーは島を離れなければならなくなります。コトーはしばらく返事を待ってもらうように坂野に頼みました。

コトーは判斗と二人きりになった時に、自分の骨髄液を採取してもらいました。そして、過去に彩佳の乳がん治療でお世話になった医師の鳴海に骨髄検査を依頼しました。

検査結果は急性骨髄性白血病でした。現代医学では治療で治る病気であることから、鳴海はすぐに治療するようにコトーに伝えました。

違法クリニックでの事件

東京から剛洋が島に帰ってきました。島民みんなで剛洋の帰りを喜びますが、本人は思い悩んだ表情です。

その後、スナックに集まった島民たちは、剛洋が東京で起きた事件の参考人として刑事から捜索されていると知ります。

剛洋はコトーに元へ行き、これまでのことを話しました。

剛洋は成績不振から大学を辞めることになり、とあるクリニックで働き始めました。そこは違法な手術を高額で行うクリニックでした。

剛洋は手術を無理に手伝わされており、その際に医療事故が起きてしまったのでした。剛洋は自身の無力さに打ちひしがれていました。

剛洋は父親の剛利に謝り、島の駐在所に向かいました。そんな剛洋を見て、コトーは自分の期待が剛洋を苦しめてしまったのではないかと思い悩み、倒れてしまいます。

ほどなくして、コトーの病気が島中に知れ渡りました。島民たちは自分たちが頼りすぎたせいでコトーに負担をかけてしまったのではないかと心を痛めます。

台風による島の被害

島に接近した台風により、島内では土砂崩れなどの被害が出ていました。負傷者が大勢いましたが、島の唯一の医師であるコトーが病に伏せていることから応急処置が進まずにいました。

彩佳とコトーは診療所に到着すると、運ばれてくる患者の処置を始めます。判斗は島出身の看護師の那美と共に災害現場に向かいました。

末期のすい臓がん患者である島民ノブが、建物の倒壊に巻き込まれて診療所に運び込まれました。

運ばれてくる患者数の多さで診療所での治療は追いついていませんでしたが、コトーは「全員助ける」と言ってノブの心臓マッサージを行います。

一方、島民たちの避難先である公民館でも多くのケガ人が運び込まれていました。

那美の祖母である島の助産師・美登里もひどい傷を負っています。美登里は狭心症を患っており、緊急手術が必要な状況でした。

診療室の絶望と希望

次々と患者が運び込まれる中、彩佳の陣痛が始まり、コトーも病に倒れてしまいました。倒れたコトーに代わり、判斗がノブの心臓マッサージを続けました。

判斗はなかなか脈を戻さないノブに焦りと諦めを感じていました。判斗は絶望的な状況の中で、「たった一人で島のみんなを救うなんで無理だ」と言葉を漏らして、ついにマッサージの手を止めてしまいます。

そこに剛利が駆けつけます。剛利は「何か自分出来ることをしたい」「おれは諦めない」と言って、松葉杖をつきながら診療所に入ってきました。

剛洋は父の言葉に叱責されて、判斗に代わって心臓マッサージを再開しました。島民たちの呼びかけも加わり、ノブは脈を取り戻しました。

皆の頑張りに呼応するように、コトーも再び立ち上がります。

『Drコトー診療所(映画)』の最後と結末

病に耐えながらの手術

起き上がったコトーは、判斗にノブの対応処置を指示します。そして切迫早産となるかもしれない彩佳を診察室のベッドで休ませ、美登里を手術室へと運び入れました。

コトーは身体の苦痛で倒れそうになりながらも必死に手術を続けます。コトーの口元のマスクには血が滲んでいました。激痛に耐えながらの手術に挑み、夜が明けたころに美登里の手術は無事に終わりました

コトーは診察室のベッドで眠る彩佳のそばに座ると、そのまま力尽きるように眠りました。コトーが触れた彩佳のお腹には、二人の子供が眠っています。

朝になり、ベッドで眠るコトーのもとに声が聞こえてきます。台風が去っていつもの日常に戻った島民たちが、皆で遠くから「コトー先生」と呼んでいるのでした。

島のその後の生活

時が経ち、島民たちは普段通りの日常生活を送っていました。

剛利は足のリハビリを終えて松葉杖なしで歩けるようになっていました。以前と同じように漁船に乗り込み、漁師としての仕事を再開しています。剛洋は医師になるため、再び東京に戻って勉強を始めました。

診療所では、那美や判斗、彩佳がそろって勤務をしています。彩佳の視線の先には、彼女が無事に生んだ女の子の姿がありました。

その女の子は一人でヨチヨチ歩きができるほどの年になっていました。力を振り絞ってゆっくりと立ち上がると、一歩一歩少しづつ歩みを進めてゆきます。

女の子が手を伸ばした先にはコトーの姿がありました。コトーは大きな手で女の子を迎えると、嬉しそうな顔でわが子を抱き上げるのでした。

『Drコトー診療所(映画)』相関図解説!

映画『Dr.コトー診療所』相関図

ドラマ版の『Dr.コトー診療所』をご覧になったことのない方は、いきなり映画作品を見ても、人間関係がいまいちピンとこないかもしれません。

そこで、主要キャストの相関図を上記のように作成しました!おおよそイメージはしていただけるのではないかと思います。

実は、ドラマ放送では、志木那島診療所の星野彩佳とコトー先生は同僚だったのですが、映画では夫婦になっているというサプライズがありました。しかも、彩佳は妊娠中です。ドラマファンにとっては期待していた通りの展開だったかもしれませんね!

『Drコトー診療所(映画)』感想まとめ

映画『Drコトー診療所(映画)』の感想をまとめました!

コトー先生の優しさがよかった!
彩佳と結婚して子供までできていたのには驚いた。

島の景観が美しい!
いつかロケ地を巡りに行きたい。

髙橋海人君の演技が上手だった!
生田絵梨花ちゃんが可愛くてずっと見ていたい。

\映画『Dr.コトー診療所』/
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まとめ

映画『Drコトー診療所(映画)』のあらすじを、ネタバレあり(詳しく)とネタバレなし(簡単)で、そして相関図も併せて解説してきました!

最後の結末までご紹介してきましたが、登場人物の優しくひたむきな姿に心温まる映画でしたね♪

何度も見たくなってしまう映画です!

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