アリス・イン・ワンダーランドのあらすじをネタバレ解説!最後の結末が不思議すぎる!

アリス・イン・ワンダーランド あらすじ ネタバレ 解説 最後 結末 不思議 考察

映画『アリス・イン・ワンダーランド』のあらすじをネタバレありで徹底解説しますよ!

名作「不思議の国のアリス」の世界を舞台としたファンタジックな冒険ストーリーが魅力の本作は、何度観ても楽しめます。

今回は、最後の結末まで、感想も一緒にわかりやすくしっかり解説しますよ~♪

映画『アリス・イン・ワンダーランド』を見ると、不思議な世界観に惹きこまれて、もっとこの世界を楽しみたい!と思った人も多いのではないでしょうか?あるいは、あまりに意味不明すぎて、もっと知りたい!と思った人もいるかもしれませんね!

アリスの世界に興味を持った人は、本作の原作となった

『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』

を読んでみるのがおすすめです。

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原作はますます謎が深まる設定ですが、映画との違いを見つけるのも面白いですよ!

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この記事の監修者
つくつく

映画鑑賞は年間100本以上映画ブログ運営4年

中学生の頃に『スターウォーズ』に感動して以降、
映画の沼にハマり続けて20年。
結婚・出産後も年間100本は必ず鑑賞中。
Filmarksアカウントにも鑑賞レビューを掲載中。

目次

『アリス・イン・ワンダーランド』のあらすじ内容を詳しくネタバレ解説!

不思議な夢

空想好きな少女・アリスには幼い頃によく見た夢がありました。それは、穴に落ちて不思議な世界に迷い込むというものでした。

周囲の人はそんなアリスを、風変りな少女だと思っていました。

しかしアリスの父親だけは「優れた人はみんな変だ」と言ってアリスを励ましてくれました。

19歳になり、アリスは美しい娘に育ちました。

成長するにつれて例の夢を見ることは少なくなりました。しかしここ最近になって、同じ夢を再び見るようになりました。

アリスは唯一の理解者であった父親を亡くして、自信を失っていました。

アリスの母親は常識的な人物で、アリスを貴族の家に嫁がせようとします。

ある日、アリスは母親に連れられてパーティーに参加しました。実はパーティーの目的は、貴族の御曹司ヘイミッシュがアリスにプロポーズをする、というものでした。

ヘイミッシュは大勢の人たちの前でアリスにプロポーズをします。何も知らなかったアリスは混乱し、その場から逃げ出してしまいます。

ワンダーランドへの入り口

逃げる途中、アリスは服を着た白ウサギを見つけます。白ウサギを追いかけている内に、アリスは穴に落ちてしまいました。

穴の底には、四方八方に沢山の扉がある部屋がありました。アリスはその中で、とりわけ小さな扉を見つけます。

テーブルの上には鍵とシロップ、ケーキが置かれています。

アリスがシロップを飲むと、体がどんどん小さくなりました。逆にケーキを食べると体は大きくなりました。

アリスは両方を少しづつ食べて、小さな扉を通れる体の大きさになりました。

鍵で扉を開けると、中には不思議な世界が広がっていました。アリスはそこで、白ウサギやヤマネなど、奇妙な生き物たちと出会います。

彼らは、アリスが本物のアリスではないと疑っていました。

アリスは、彼らが住むワンダーランドに伝わる「予言の書」を見せられました。そこには、自分が怪物を剣で倒すことが書かれていました。

アリスは、「そこに書かれているのは私のことじゃない」と否定します。

白ウサギたちは、頭脳明晰な青い芋虫・アブソレムのもとにアリスを連れていきました。アブソレムはアリスを見て「アリスとはほど遠い」と言いました。

救世主・アリス

ワンダーランドの住人たちが探している本物のアリスとは、予言の書に登場する救世主のことでした。

本物のアリスは戦士であり、恐ろしくて支配的な赤の女王からワンダーランドを解放し、白の女王が治める世界へと導いてくれるのだと言います。

アリスは、自分は夢を見ているのだと思い、目を覚ますためにヤマネの剣で自分を刺してもらいました。しかし、ただ痛いばかりで目覚めることはできませんでした。

そこへ、ハートのジャックが率いる赤の騎士団が現れました。赤の騎士団は巨大な怪物・バンダースナッチを連れています。

一同はそれぞれ別々に逃げましたが、みんな捕まってしまいました。

アリスもバンダースナッチに襲われました。しかし、ヤマネに助けられて何とか逃げることができました。

ハートのジャックは予言の書を拾うと、赤の女王に一連の出来事を報告します。赤の女王は、アリスを捕まえるようにと命令を出しました。

帽子屋のお茶会

アリスは森の中をさまよう内に、チェシャ猫と出会います。チェシャ猫は、アリスをマッドハッターや三月ウサギたちのいるお茶会へと案内しました。

マッドハッターはアリスを見て「間違いなくアリス」だと言いました。

お茶会の途中、ハートのジャックが再び襲ってきました。

マッドハッターはアリスを小さくしてティーポットの中に隠します。マッドハッターは自分の帽子にアリスをのせて、白の女王のもとに連れていきました。

マッドハッターはかつて、王室の中で帽子屋として白の女王に仕えていました。その頃のワンダーランドは、現在よりも平和的で明るい雰囲気の国でした。

しかし、赤の女王が反乱を起こしたことで、平和な日々は奪われてしまいました。美しかった国は怪物によって無残に焼き尽くされ、国民は恐怖に怯えて暮らすようになりました。

アリスとマッドハッターは白の女王のもとへと向かう途中、赤の騎士団が近くにいるのに気づきます。

マッドハッターは自ら犠牲になってアリスを逃がしました。アリスはマッドハッターを助けるために、赤の女王の城へと向かいました。

赤の女王の城への潜入

赤の女王の城の堀には、国王や処刑されたものたちの首が浮いていました。

アリスは庭に入り込み、「アム」という嘘の名前で赤の女王に会います。赤の女王はアムのことをとても気に入りました。

アリスは白ウサギから剣のありかを教えられました。

剣のある小屋へ入ると、バンダースナッチが見張りをしていました。アリスはバンダースナッチを飼いならして剣を手に入れます。

アリスはマッドハッターを助けに向かいました。しかし途中で、ハートのジャックに正体がバレてしまいます。

そこへマッドハッターとヤマネが現れて、ハートのジャックと戦いを始めました。

バンダースナッチはアリスを城の外へと連れ出しました。

アリスは白の女王の城へ行き、白の女王に剣を届けることができました。

翌朝。赤の女王の城では、マッドハッターとヤマネの処刑が始まろうとしていました。

しかし、その場にいたマッドハッターはチェシャ猫が変身したものでした。

本物のマッドハッターは、民衆や家来を先導して「赤の女王を倒せ」と訴えます。城内は混乱状態になりました。

一同は隙を見て赤の女王の城を抜け出し、白の女王の城に集まりました。

『アリス・イン・ワンダーランド』の最後と結末

決戦の日

いよいよ、予言の書でアリスが赤の女王を倒す日が近づいてきました。

しかし、アリスは直前まで迷ったままでした。白の女王はアリスが戦士になることを強要せず、自分の意思を大切にするようにと言ってくれました。

アリスはアブソレムに相談するうちに、幼い頃に見た夢の記憶を思い出します。夢で見た不思議な物語は全て本物だったのだとわかり、アリスは覚悟を決めました。

一同は決戦の場に到着します。

白の女王はアリスを、赤の女王は怪物ジャバウォッキーを戦士として決戦場に向かわせました。

アリスとジャバウォッキーの戦いが始まります。アリスは、自分がジャバウォッキーを倒すことを強くイメージしました。

激しく戦い合った後、見事アリスはジャバウォッキーを倒すことに成功しました。

現実世界に戻るアリス

アリスの勝利が決まった途端、赤の女王についていた家来たちは手の平を返したように赤の女王を見捨てました。

赤の女王から白の女王へと王冠が移ります。

白の女王は、赤の女王とハートのジャックをワンダーランドから追放しました。晴れて、ワンダーランドに平和が戻りました。

マッドハッターはアリスに「ワンダーランドに留まらないか」と尋ねます。

しかし、アリスは元の世界で生きることを選びました。アリスはジャバウォッキーの血を飲んで、元の世界に戻りました。

現実世界のアリスの腕には、ワンダーランドでついた傷が残っていました。

アリスは抜け出したパーティーに戻り、ヘイミッシュのプロポーズを断ります。そして、亡き父と仲の良かったアスコット卿のもとで新たに事業を立ち上げました。

アリスは貿易のために中国へと旅立ちます。

船上で、蝶になったアブソレムがアリスの肩にとまりました。アリスはアブソレムが空に羽ばたいていく様子を見届けるのでした。

映画『アリス・イン・ワンダーランド』作品情報

『アリス・イン・ワンダーランド』基本情報

『アリス・イン・ワンダーランド』の基本情報を押さえてきましょう。

  • 作品名:アリス・イン・ワンダーランド
  • 公開日:2010/4/17
  • 上映時間:108分
  • 監督:ティム・バートン
  • 脚本:リンダ・ウールヴァートン
  • キャスト:ミア・ワシコウスカ、ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、アン・ハサウェイ、ほか

巨匠ティム・バートン監督によるファンタジー映画です。

ルイス・キャロルの名作「不思議の国のアリス」をベースに、19歳になったアリスの冒険物語を描きます。

『アリス・イン・ワンダーランド』のあらすじ(簡単に・ネタバレなし)

空想好きな少女・アリスは、19歳になり美しい娘へと成長しました。この頃のアリスは、かつて見ていた不思議な夢を再び見るようになっていました。

アリスは母親に連れられて貴族の御曹司との結婚パーティーに参加します。しかし、パーティーの途中で思わずその場から逃げ出してしまいます。

逃げる途中、アリスは服を着た白ウサギを見つけました。不思議に思って後をつけると、地面に空いた穴に落ちてしまいました。

穴の奥には見たこともない世界が広がっていました。白ウサギにヤマネ、帽子屋など奇妙な生き物たちと出会う中で、アリスは自分に大事な使命があることに気づきます。

アリスは思いがけない戦いに巻き込まれながらも、恐ろしい敵たちを相手に勇気を振り絞って立ち向かいます。

心優しい仲間たちを救うため、アリスの不思議な冒険が始まります。

『アリス・イン・ワンダーランド』感想まとめ

映画『アリス・イン・ワンダーランド』の感想をまとめました!

ゴージャスで迫力のある映像がすごい!
美しい世界をたっぷり堪能できた。

ミア・ワシコウスカのアリスが可愛かった!
アン・ハサウェイの白の女王も素敵!

不思議の国のアリスの世界観に忠実でよかった!
個性的なキャラクターが沢山登場していた

映画『アリス・イン・ワンダーランド』を見ると、不思議な世界観に惹きこまれて、もっとこの世界を楽しみたい!と思った人も多いのではないでしょうか?あるいは、あまりに意味不明すぎて、もっと知りたい!と思った人もいるかもしれませんね!

アリスの世界に興味を持った人は、本作の原作となった

『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』

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まとめ

映画『アリス・イン・ワンダーランド』のあらすじを、ネタバレあり(詳しく)とネタバレなし(簡単)で解説してきました!

最後の結末までご紹介してきましたが、美しい映像と個性的なキャラクターによる不思議な世界をたっぷり堪能できる映画でしたね♪

何度も見たくなってしまう映画です!

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