スティッチのドタバタに目を奪われがちな『リロ&スティッチ』ですが、裏で物語を支えている“渋い名脇役”がいます。
それが、
スキンヘッドにサングラスの男・コブラ・バブルス。
彼の正体は福祉局員にとどまらず、実は地球と宇宙をつなぐキーパーソンだったのです。
本記事では、コブラ・バブルスの謎めいた過去とその真の役割、さらにはロズウェル事件との関係までを徹底的に掘り下げていきます!
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Filmarksアカウントにも鑑賞レビューを掲載中。
コブラ・バブルスの正体とは?
そういえばその先生の連絡先もとい名前も思い出せないんだよなぁ顔はすごく覚えてるんだけど……リロ&スティッチにでてきたMr.コブラ・バブルスにそっくりだったな pic.twitter.com/60Rb6xcai5
— Format 404 error − (@WARHAMMER_yumeq) March 9, 2020
元CIA職員という異色の経歴
『リロ&スティッチ』に登場するコブラ・バブルスは、リロとナニ姉妹の家庭環境を監督する福祉局員として物語に登場します。
スキンヘッドにサングラス、黒いスーツといういで立ちは、観客に強烈な印象を残します。
しかし彼の正体は、ただの福祉職員ではありません。
なんと彼は元CIA職員という異色の経歴を持つ人物なのです。
作中ではっきりと明かされているこの過去は、彼が普通の人間ではないことを示す重要なポイント。
彼は1973年のロズウェル事件(劇中設定)に関わり、そこで銀河連邦議長と面識を持つことになります。
この事実は、コブラが単なる地球人ではなく、地球と宇宙との橋渡しを担う立場であることを裏付けるものです。
実際、リロとナニの家庭をチェックする彼の姿勢は厳格で、時に冷酷にすら映ります。
しかしその裏には、宇宙規模のバランスを保とうとする使命感が隠されているのかもしれません。
つまり彼は、見かけ以上に“重要人物”なのです。
宇宙との接点──銀河連邦との関係とロズウェル事件の裏側
パシリムのカーロフが銀河連邦議長(リロ&スティッチ)にしか見えない病気にかかった pic.twitter.com/1Im8rgeb8S
— うずみ (@uzumij) December 7, 2013
『リロ&スティッチ』の物語世界では、地球はすでに銀河連邦の監視下にあります。
そのきっかけとなったのが、1973年のロズウェル事件です。
現実のロズウェル事件(1947年)を下敷きにしながら、映画では独自の設定が加えられ、コブラ・バブルスがその中心人物として描かれます。
彼はこの事件で地球にやってきた銀河連邦の使節団と交渉し、なんと“蚊”の絶滅を防ぐために奮闘したというエピソードが語られます。
地球が宇宙の生態系の中でどのような存在であるか、どのようにして認められたのかを知る上で、このエピソードは重要です。
この出来事以降、銀河連邦とコブラの間には一定の信頼関係が築かれたようで、議長とは冗談を交わせるほどの間柄となります。
銀河連邦がスティッチを追跡する際も、彼の意見が一目置かれていた様子から、彼の役割が単なる福祉局員を超えたものであると分かります。
表向きは福祉局員、裏では地球代表?その多重的役割を考察
川後のタイトルの「バブルス」って、PPGでなければチームDだし『リロ&スティッチ』のコブラ・バブルスだと思ったのに pic.twitter.com/5Gg4yLV6XO
— えむのっち♧ (@8thFebruary) September 9, 2015
物語の中でのコブラ・バブルスは、社会福祉士としてリロの生活を監督していますが、その一方で、宇宙規模の問題にも関与する“二重の顔”を持っています。
これこそが彼のキャラクターの最大の魅力といえるでしょう。
表向きの役割として、彼はリロとナニの関係性を客観的に判断し、最良の生活環境を提供しようとします。
その姿勢は時に厳しく、リロを施設に預けることも検討するなど、視聴者にとっては冷たく感じることもあるかもしれません。
しかし、彼が最終的に見せる行動や判断は、常にリロたちの幸せを第一に考えていることが分かります。
スティッチが“家族”の一員として受け入れられた瞬間、彼がそれを静かに認める描写は、福祉局員という役割以上の人間味を感じさせるシーンです。
一方、裏の顔としての彼は、地球と宇宙をつなぐ外交官のような存在です。銀河連邦からの信頼、地球における責任者という立場は、物語を見直すたびにその重みを実感させます。
コブラの名言と行動から読み解く「影のヒーロー」像
吹替。実写版に向けてアニメ版を見直してきた。スティッチがリロと交流するなかで変わっていくところが良かった。コブラさんに関しては大人になると理解ができた。子供の頃初めて見た時は終盤になるまでは厳しい人だなと思っていた。アイスを持っている男性が面白かった。 #リロアンドスティッチ pic.twitter.com/Afg7EovbV9
— mnhm (@mnhm304016) May 31, 2025
コブラ・バブルスの名言として最も有名なのが、「情報とは力だ。そして力は、俺の得意分野だ(”Information is power. And I like power.”)」というセリフ。
この一言には、彼の諜報員時代の経験と哲学が詰まっています。
彼の一貫した冷静さや判断力、そして時に優しさをのぞかせる態度は、ただの「脇役」を超えた“影のヒーロー”の風格すら感じさせます。
特に、スティッチの正体が明かされた後も動じず、地球の子どもたちを守ろうとする姿勢は、まさに“守護者”の役割そのものです。
彼が表舞台に立って活躍することはありませんが、その存在は物語の安定性を支える「縁の下の力持ち」的ポジションにあります。
実写版『リロ&スティッチ』におけるコブラの描かれ方と期待
⋰
— ディズニー・スタジオ (@disneystudiojp) May 28, 2025
実写版『#リロアンドスティッチ』
キャラクター紹介🏝️
⋱
🕶コブラ・バブルス🕶
日本版声優🎙️#手塚秀彰 さん
⚪︎CIAエージェント
⚪︎#スティッチ の正体を探るために
リロとナニを担当する
社会福祉士として潜入捜査中
6/6(金)劇場公開🐾 pic.twitter.com/MJbzpuNqEZ
2025年に公開予定の実写版『リロ&スティッチ』では、コブラ・バブルスも登場し、重要な役割を担うことが明らかになっています。
彼のキャラクターは、アニメ版と同様にミステリアスでありながら温かみを感じさせる存在として描かれ、ファンの注目を集めています。
実写版では、アニメでは描ききれなかった彼の過去や、銀河連邦との関係性がさらに深掘りされる可能性もあり、今後の展開に期待が高まります。
個人的には、彼のCIA時代のエピソードやロズウェル事件の描写をより詳細に描いてほしいと感じています!
「コブラ・バブルス」にまつわるよくある疑問を整理!
スティッチ、一番似ているキャラはドナルドダック!?🌺
— クランクイン! (@crank_in_net) May 18, 2025
🔻詳細https://t.co/mCcdvroPNF
アニメーション版『リロ&スティッチ』(2002)で監督・脚本を務め、スティッチの声優も担当し、実写版でも続投する“スティッチの生みの親”クリス・サンダースが“共通点”を語る pic.twitter.com/RSYdAHZTTt
Q1. コブラ・バブルスは宇宙人ですか?
A. いいえ。彼は地球人であり、元CIAの人間です。宇宙人の存在を知る数少ない人物ですが、自身は宇宙人ではありません。
Q2. ロズウェル事件との関係は?
A. 作中設定では1973年のロズウェル事件で銀河連邦議長と接触し、交渉を行った人物として描かれています。
Q3. コブラ・バブルスはリロとナニにとってどんな存在?
A. 初めは厳しい監視者のように映りますが、最終的には彼女たちを思いやる温かい支援者であり、家族の絆を尊重する存在です。
Q4. 実写版ではどのように描かれますか?
A. 予告編ではアニメ版同様の強面かつ頼れる存在として登場しています。ファンの間では、実写版での活躍や背景の描写に期待が集まっています。
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まとめ|家族と地球を守るコブラ・バブルスの本当の価値とは?
㊗️実写映画版公開記念🎊
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) June 1, 2025
金曜よる9️⃣時 🏝️リロ&スティッチ🛸
本編ノーカットで放送‼️
5歳の女の子👧🏽と暴れん坊のエイリアン🐨
深い絆を描いた心温まるファンタジー💖
この機会にオリジナルのアニメーション版をぜひご覧ください🤗#リロアンドスティッチ #金曜ロードショー pic.twitter.com/taLz64c2lU
コブラ・バブルスというキャラクターは、単なる福祉局員ではなく、地球と宇宙をつなぐ“影の外交官”ともいえる存在です。
元CIAという過去、ロズウェル事件での活躍、銀河連邦との関係──どれを取っても彼がただ者ではないことは明白です。
そして何より、彼はリロとナニという一つの家族を見守り、時に介入し、彼女たちが“本当の家族”として成長していく過程を静かに支えてきました。
実写版ではどのような展開が待っているのか、新たなファン層にどんな印象を残すのか。
コブラ・バブルスというキャラクターが持つ深みと魅力に、これからも注目していきたいところです。
まさに、“地球と家族の守護者”として、コブラ・バブルスは『リロ&スティッチ』の世界を支える縁の下のヒーローなのです!