映画「アリス・イン・ワンダーランド」は、2010年公開のディズニー映画です。ルイスキャロルの児童文学「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」を原作に、その後日談を書いたオリジナルストーリー。
監督は、ティム・バートン。「シザーハンズ」「チャーリーとチョコレート工場」などジョニーデップの出演作品が多いですが、この作品でも帽子職人のマッドハンターとして登場します。
奇才として知られるだけに、この映画もちょっと怖いでおなじみ。主人公のアリス以上に、赤の女王と白の女王が気になる人も多いのでは？姉妹なのに、距離があるこの二人。
今回は
・『アリス・イン・ワンダーランド』で赤の女王が白の女王を嫌うのはなぜ？
・赤の女王の頭が大きい理由は？
について、考察していきます。
映画『アリス・イン・ワンダーランド』を見ると、不思議な世界観に惹きこまれて、もっとこの世界を楽しみたい!と思った人も多いのではないでしょうか?あるいは、あまりに意味不明すぎて、もっと知りたい!と思った人もいるかもしれませんね!
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映画鑑賞は年間100本以上・映画ブログ運営4年
中学生の頃に『スターウォーズ』に感動して以降、
映画の沼にハマり続けて20年。
結婚・出産後も年間100本は必ず鑑賞中。
Filmarksアカウントにも鑑賞レビューを掲載中。
『アリス・イン・ワンダーランド』で赤の女王が白の女王を嫌うのはなぜ？
イラスベスとミラーナ😌💖 pic.twitter.com/YOHS885E78
— ゆうかりん🍤🍙 (@yukarin_koebi) February 25, 2022
赤の女王「イラスベス」はどんな人？
アリス・イン・ワンダーランドのヴィラン、ラスボスが赤の女王「イラスベス」です。
ワンダーランドを恐怖で支配する女王で、頭が大きくて、ビッグヘッドと呼ばれています。「首をはねよ！」が口ぐせです。
見た目も怖い、赤の女王、恐怖の暴君です。小説に出てくるハートの女王と赤の女王が合体した感じなので、頭が異様に大きく、ハートっぽい形。彼女の城があるサラゼングラムの城の堀には、口ぐせの通りにはねられたのでしょうか？打ち首にされた者たちの生首が浮かんでいます。
そりゃ怖いですね。ディズニー映画なのに、子供には見せられないと言われた意味が分かります。
演じるのは、ヘレナ・ボナム＝カーター。ハリーポッターのベラトリックス役でおなじみで、監督ティム・バートンの元奥さんです。
白の女王「ミラーナ」はどんな人？
赤の女王の妹が、白の女王「ミラーナ」です。恐怖で暴君の姉に対して、優しくて、城の民から慕われて愛される存在。救世主として戦うアリスを後押しも、「決めるのは自分よ」とアリスを諭す、とてもちゃんとした人。そして、正当な王位継承者です。
演じるのが、アン・ハサウェイ。「プラダを着た悪魔」の映画のほか、ラックスのCMでおなじみの美人で人気の女優さんです。
アン・ハサウェイが出るだけで、悪者ではないと言うことがわかります。優しい白の女王、嫌う理由なんてなさそうですが・・・
赤の女王が、白の女王を嫌う理由は「王位を奪われたから」
赤の女王が白の女王を嫌う理由は、白の女王が両親の愛を受け、王位を奪われたからです。
二人の姉妹の性格の見た目通り。姉の赤の女王は、その性格の悪さから、妹の城の女王の方がより両親の愛を受けることになります。
普通に考えれば、正当な王位継承者は、長女の赤の女王ですが、その性格の悪さから、父親は、白の女王に王位継承権を与えます!
そんなこともあり、赤の女王は嫉妬に狂い、白の女王を襲撃し女王の証である冠を奪い、ワンダーランドを恐怖で支配したのです。
赤の女王が、白の女王を嫌うもう一つの理由「白の女王のうそ」
赤の女王が、白の女王を嫌うもう一つの理由は、白の女王がうそをついたからです。
赤の女王が嫌う理由は、二人の過去、白の女王がついたうそが発端です。赤の女王も、このうそがなければ、これほどの暴君になっていなかったかもしれません。そして、このうそが赤の女王の頭の大きさにもつながります。
赤の女王の頭が大きい理由は？
イラスベスに対して偏見があったかもしれない… pic.twitter.com/Q9YyuY1GVi
— きらきら (@marp_po) July 2, 2016
赤の女王の頭が大きい理由は、頭を打ったから
赤の女王の頭が大きくなった理由は、白の女王に嘘をつかれたことが原因で、頭を打ったからです。
赤の女王は、白の女王の嘘が原因で、家を飛び出し、それで、こけて頭を打ちます。それが原因で、頭が腫れてしまいます。すっごく単純な理由です。
でも、たぶん、それだけじゃありません。
もうひとつの理由は、ずっとイライラしてるから？
もうひとつの理由は、ずっとイライラしているからです。起こると頭に血が上りますよね！それで頭がでかくなっています。
また、イラスベスって名前にもちょっとヒントがあります。
赤の女王の名前、イラスべス(Iracebeth)は、イーラ(怒り)とラース(憤怒)に、ベス(女性名詞)がくっついた造語だとか・・・。また、Irascibleには、短気なという意味もあります。
対して、白の女王のミラーナ(Mirana)は、Mirrorとすると、鏡。たしかに、イラスベスとは正反対です。
真相は、「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」に
赤の女王のイラスベスの頭が巨大になった真相は、続編の「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」にくわしく登場します。ちなみに予告編には大きくなったシーンもあるかも。
映画『アリス・イン・ワンダーランド』を見ると、不思議な世界観に惹きこまれて、もっとこの世界を楽しみたい!と思った人も多いのではないでしょうか?あるいは、あまりに意味不明すぎて、もっと知りたい!と思った人もいるかもしれませんね!
アリスの世界に興味を持った人は、本作の原作となった
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まとめ
アリスインワンダーランドに登場する恐怖のヴィラン、赤の女王についての考察でした。
・『アリス・イン・ワンダーランド』で赤の女王が白の女王を嫌うのは、王位を奪われたことと、うそをつかれたこと。
・赤の女王の頭が大きい理由は頭を打ったことと、ずっとイライラしているから
でした。
記事にも書きましたが、この真相は、続編に登場します。とっても暴君な赤の女王ですが、過去を見ると、彼女に同情する部分もあります。
アリスインワンダーランドを見て、赤の女王のことが気になったら、続編もぜひ見てください。
